戦略眼の無い残念な人の例を見て、こんな人にならないようにしよう
こんにちは!ヒイフウです。
今まで戦略の有効な活用方法を紹介してきましたが、
今回は逆に戦略的で無い残念な人達の例を紹介します。
こんな人にならないように気をつけて戦略的視点を身につけましょう。
・「駅員にキレるおっさん」になってはならない!
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電車が遅延した時などによく見かけるしょうもないおっさんです。
駅員に絡んだところで電車の遅延は解決しないし、
何の意味も無いことにパワーを使う本当に残念な人種です。
戦略的な人であれば電車が遅延した時には
まず自分の最優先すべき目的と目標を明確にします。
例えば、仕事に遅刻せずに仕事を成し遂げることが目的であれば、
目標は遅刻しないため移動手段の確保、
その作戦として振り替え輸送はあるか、バス、タクシー、
等どの手段で行くべきかに頭を働かせます。
自分ではどうしようもないこと(遅延原因の解決)と
自分ができること(遅刻を回避するための代替手段の確保)
を明確に分けて、どうしようもないことに
無駄なパワーを割いてはいけません。
駅員に対して怒り狂ったところで何の解決にもならないので、
まさに戦略的に無駄な戦いです。
緊急のトラブルの時こそ熱くならずに冷静に事に対処しましょう。
・「自分より弱い者をいじめる人」になってはならない!
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これは吐き気を催す邪悪です。
学校、会社などで自分よりも弱いと認識したものをいじめることは
人として悪である上に戦略的にも悪手です。
まず弱い者をいじめる目的は何か?
戦略的に目的・目標がない行動は無意味です。
仮にイライラを解消するということが目的であれば、
ストレス解消の娯楽は他にもっと有益な手段がたくさんあります。
せっかくの力と時間をなぜ人を傷つけることに使ってしまうのか理解に苦しみます。
また、もし仮に自分の力を試したくて人を殴ることが目的なのであれば、
プロ格闘家を目指すほうが世のためです。
目的を明確に生きている人であれば
いじめるような無駄な時間は過ごさないはずです
次に、弱い者をいじめて傷つけて何か自分が得をすることがあるのか?
おそらくその弱い者がどれだけ困ろうといじめている者には何の得もないはずです。
もし仮に、いじめてる者が本当に悪い奴で、弱い者から金をとったり何らかの利益を上げていたとしても、そんな犯罪をおかしてまで得る金はリターン以上のリスク(復讐、逮捕など)を抱えることになり非効率です。
その時間を使って仕事なりバイトなりしたほうがリスク無く稼げます。
・「暴力を使う人」になってはならない!
→
現在の日本は北斗の拳のような暴力が支配するような時代じゃないので、
目の前の戦いに暴力で勝とうとすることは戦略的ではありません。
暴力は犯罪なので一時的にカッとなって暴力を振るった後で
訴えられて金も仕事も家族も失うかもしれません。
そこまでのリスクを背負ってまで殴る意味は無いと思いますし、
どんなに腹が立ったとしてもキレて殴るような愚策は使わずに、
頭をよく使って自分に被害が返ってこない合法的で安全な他の策を考えるべきです。
・「目の前のどうでも良い議論に熱くなって論破する人」
「目の前の敵だけに必死に勝とうとする人」になってはならない!
→
目の前のその議論に勝ったところで得るものが少ないのであれば戦わないことが得策です。
どうでも良い無駄な議論に勝ったところで恨まれるだけ損です。
仕事で嫌な上司に対して議論して一時的に勝っても
評価を下げらたり飛ばされたり長期的にはメリットが小さいです。
悪い上司を1人蹴落とたところで他にも悪い奴らはいっぱいいてキリがないので、
それよりも悪い上司に取り入って早く出世し、
自分が社長や経営幹部なってから悪人達を一掃するほうが戦略として効率的です。
では、今回はここまで!
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どうもありがとうございましたー!
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