多数は少数よりも強い。→局所優勢戦略のすすめ
こんにちは！ヒイフウです。
今回は戦略・戦術において基本的な大原則について発信していきます。
それは、『多数は少数よりも強い』です。
はい。めちゃめちゃ当たり前のこと過ぎて怒られそうですが、
これはどんな戦略書にも記載されている勝利の大原則です。
・戦争は大軍を投入して短期的に勝を決せよ（マキャベリ）
・戦略の第一条件は大戦力をもって戦場に臨むことである（クラウゼウィッツ）
・勝利は大兵に存す（ナポレオン）
秀吉や家康に名作戦が少ないのは
いつも敵よりも大軍を率いて楽に勝てたため
その勢いに兵がさらに集まりまた楽に勝つということを繰り返しているうちに
天下をとったからと言われています。
優れた戦力家は先に勝つべき体制を整えて勝利します。
現代で例えると、業界トップのNO1企業が優れた社員が生み出す優れた製品やサービスを投入して、
またさらにシェアを伸ばしていくような王道の戦略です。
しかし、私達が常にそのような戦力を与えられている恵まれた状況であれば良いのですが、
たいていはヒト・モノ・カネのうちいずれかが足りない状況での戦いをしいられると思います。
そのような時に、少数で多数を倒す逆転の戦略の原理原則が局所優勢戦略です。
例えば、戦力が5対9の不利な戦いをしいられている場合でも、
相手を3つに分断しこちらが全戦力を決戦地点に投入できれば
5対3でこちらが優勢となり各個撃破で勝利できます。
つまり、大企業相手のビジネスの競争でも、
大企業の社員が全員その領域で勝負するわけではないので、
こちらが戦力を集中してその限られた領域で相手を上回れば良いのです。
こちらの戦力を集約させて
・コストが圧倒的に安い
・品質が飛び抜けて良い
・顧客の決裁者の心を掴んでいる
など決戦地点でこちらが一つでも上回る状況を作れれば
大企業相手にも勝利は可能です。
では、今回はここまで！
どうも、ありがとうございましたーー！！
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